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元気になるアロマ3選【アロマのススメ】

夏が終わり、秋になると太陽の光が少しずつ遠くなっていき、なんとなく物寂しい雰囲気から本格的な冬へと移行していきます。


今日はなんとなく「なんとなくやる気がでない」時におススメなアロマをご紹介します。


アロマテラピーの得意分野は「バランスをとる」ことです。

そのため、昨今のストレス社会では交感神経優位で疲れてしまっている人がとても多いため、精油の作用と多くの人が実感と持っているイメージは「リラックス」だと思います。


実際、交感神経優位で疲れている人、頑張りすぎている人は、どんなに「元気になりたい」と言っていても、選ぶ精油は「リラックスできる香り」を選ばれるのです。



黄色は元気になれる色です。では精油は?


 

あなたの鼻は全てを知っている


 

嗅覚は約0.2秒でその情報を脳に与え、「快」「不快」を判断します。

その時にあなたの感じた「快」すなわち心地よいと感じる香りは、あなたに必要な香りです。

あなたの脳は「この香りは自分に必要だ」と判断しているのです。


もしも、今から紹介する精油がいくら元気を与える精油であったとしても、香りを感じた感想が「不快」、すなわち好きではないと感じたのであれば、あなたは頑張りすぎて疲れている可能性も否定できません。その時は素直に心地よいと感じる香りを選び、その香りのメッセージに身を委ねましょう。



 

元気になるアロマテラピー3選


 

さっそく精油をご紹介していきます。



ブラックスプルース精油


ブラックスプルースはトウヒの仲間で「クロトウヒ」ともよばれます。

マツ科の植物で、寒い地方で生息するこの植物は、ツーンとした清涼感の中に苦みが合わさったバルサム調の香りで、心を元気にさせてくれます。

ミドルノートでもあるため、少量でも香り、長く香りを楽しめます。

ブレンドするときも、同じくバルサム調のユーカリ、ローズマリーなどの精油とも相性がいいです。

禁忌・注意事項もありません。

コーチゾン作用があります。コーチゾンとは副腎皮質ホルモンのことで、このホルモンが分泌されたときと同じ状態にさせる作用があります。抗アレルギー作用もあります。

ブラックスプルースには抗炎症作用もあり、鎮咳作用や去痰作用もありますから、花粉症などで悩まされるこの時期にもピッタリですね。

そして、ブラックスプルースには強壮作用があります。

「元気になりたい」「エネルギーをチャージしたい」と言うときにピッタリな精油です。



シナモン・カッシア精油


クスノキ科の植物で、別名「チャイニーズシナモン」「トンキンニッケイ」「カシア」などとも呼ばれ、日本では正倉院の薬物中にも納められているほど古くから利用されています。

精油は甘いニッキの香りで気分を高揚させ明るくさせてくれます。

抗菌作用が強く、消化器系や皮膚の感染症改善のために用いられたり、免疫を刺激して元気になりたいときにも適しています。香りが強いので使用量には要注意です。

この精油にはクマリンという成分が含まれています。この成分には少量でも肝臓疾患に繋がる可能性があると指摘されています。よくスパイスコーナーで見かける「シナモンスティック」はシナモン・セイロンという種でこのシナモン・カッシアとは別物です。ご注意ください。

禁忌事項もあります。10%以下の低濃度に希釈して広範囲にしようしないこと。乳幼児、妊婦、授乳中の産婦には使用しないこと。となっています。

これは、この精油に含まれているケイ皮アルデヒド(75~90%)という芳香成分の毒性があるためです。

芳香で使用するにはいいですが、塗布などの使用には注意が必要です。



ゼラニウム・エジプト精油


フウロソウの植物で、ローズのような香りでローズゼラニウムとも呼ばれます。リラックスして精神の安定をしつつ、気持ちを高揚させる香りです。ローズでもいいのですが、ローズはとても高価な精油ですから、あえてこちらのゼラニウム・エジプト精油のご紹介です。

産後などでも使用しやすい精油です。とっても元気にしてくれるというよりは、少し優しめに作用します。

お肌のケアにも欠かせない精油ですが、この香りは例えば、産後ハイを鎮めてリラックスを促しつつ、香りによる精神高揚と、心身の強壮作用あるので元気になることができます。

禁忌はありません。




朝使用するアロマと夕方使用するアロマを分けることで認知症症状が改善したという研究がありました。


朝は「ローズマリー精油とレモン精油」

夕方は「ラベンダー精油とオレンジ精油」


これは朝には交感神経を優位に、夕方には副交感神経を優位にするブレンドになります。

つまり、朝の活動を促し、夕方に休息を促すというものです。

認知症症状でよくある昼夜逆転を是正するのに役立ちます。

認知症患者だけでなく、誰しもこの朝の活動と夕方の休息を促す事はとても大切なことです。

現代社会ではスマホなど画面の光によって副交感神経を優位にすることが環境的に難しくなっています。

特に、ベッドにスマホを持ち込まないようにするというのはよく言われています。

夜ぐっすり寝て回復とエネルギーチャージするためにも、夕方ごろからリラックスできる環境作りをすることはとても大切かつ重要なことだと思います。その環境づくりにぜひ精油をご活用ください。



私はこのBlogを書きながらブラックスプルース精油を使用しています。(笑)

なんとなくやる気がでないなーっと感じて使用してみました。

夜寝る前にはラベンダーとオレンジなどをブレンドした精油を使っています。

(詳しいレシピはInstagramの記事で「寝トレについて」で紹介しています。)


アロマテラピーを活用して活動と休息を上手にバランスをとっていきましょう!




より詳しく知りたい方はアロマ・アドバイザー講座を受講をおススメしています。





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